ーー(?)コンビニのおにぎり、おいしいよね。梅、しゃけ、おかか、スキがないと思うヨ…でもおいら負けないよ。ことネーミングセンスではね!ーー
もうすぐおでんの季節なのか、今年も近所のコンビニでおでんの準備が始まっていました。(夏だけど)まじかよ!と思いながらレジに並ぶ俺。手持無沙汰になってメニューをチェックしていたのですが、何かおかしい・・・。メニューはせいぜい20品、流してみるくらいなら問題のない量・・が、やたらと時間がかかる。
---それは、明らかにおでん20品目の品名にしては過剰な”文章”であった。
曰く、「味しみしっかりこんにゃく」「味しみたまご」「つゆだく味しみ糸コン」「こだわりの逸品焼きちくわ」・・・
味しみがゲシュタルト崩壊するわ!ちくわなのかたまごなのか、簡潔に自己紹介しろや…
ということで、おでんと並ぶコンビニの雄、おにぎり先輩に、わたくしが名前を付けてみました。
まず、かっこいい名前にしたいな。かつ、その商品のアピールポイントと名前から受ける印象がその商品を引き立て、購買意欲をそそるようなそんな名前に。。。体言止めやってみるか
匠シリーズ(税込み350円)
えんんとりーNo.1 梅
食せ!衝撃の稲ぴかり~梅~
魚沼産コシヒカリを使用。汗をかく肉体労働者をターゲットに。表面にほんのりと塩をきかせた食べ応えのあるおにぎりに、程よい酸味の特製梅干が入る。うまさと梅干が与える衝撃を雷にたとえ、コシヒカリと合わせて稲ぴかりとした。
えんとりーNo.2 のりの佃煮
気分上々の大波~のり~
これは「気分上々の大波のり」と続けて読む。出川の実家ののりを使用。三角形の垂線方向にのりを入れることで最初から最後までおいしく頂ける。のりの分布を調整することで最適な比率でのりとご飯を食せる親切設計。ノリの良さとのりをかけ、おいしさを表現。海産物であるから大波を入れてみた。
えんとりーNo.3 しゃけ
にじむ唾液さかのぼる時間~しゃけ~
このおにぎりを食べた時を振り返って幸せを感じてほしい。そんなスタッフの思いから生まれた商品。さかのぼるのは鮭だけじゃない。あなたの心が、満たされますように・・・。
このおにぎりは、表に商品名、裏面に上記の注釈が入っている。材料表記を省く漢気こそが匠シリーズの真骨頂。それこそが信頼の証。匠が匠である所以。
全コンビニチェーンの商品開発部門の皆様、ぜひご一考、そしてご一報ください。