続・六畳間奮闘記

男には自分の世界がある。例えるなら空をかける、ひとすじの流れ星

G線上の魔王


今、毎晩少しずつ進めていた往年の傑作pcゲー、G線上の魔王をプレイし終わりました。さすがは傑作と言われるだけあって、めっちゃ良くて・・・と、その前に

 「なぜに僕は最後の重要なシーンで便意をもようしてしまったのだろう?」

一生の不覚です。だって、初めてたどり着くエンディングは一生に一度きりなのですから。いえ、もちろん我慢する、という選択肢もあるにはありました。しかし、便意をこらえたまま感動のエンディングを迎えるってどうでしょう。あ、疑問形ではありませんね、そんなのありえません。
そんな決意を胸に、僕は泣く泣く便所に駆け込んでいったのでした。


pcゲーでしか扱えない、重いテーマを抱えた本作。だからこそ、結末は全年齢では決してたどり着けないようなものとなりました。最終段階での主人公とのシンクロ率は100%に近かったですね。「悪」と「純愛」この二つを主軸として物語は進みます。悪とは何か、そして愛とは…そんなことが物語の随所で問いかけられていたような気がします。
・・・あ~、なんか表面をサラッと綿布で撫でたようなことしか言えてないですね(笑)。でもいいんです。いい作品だった、という僕の気持ちが伝わっていればノープロブレムですから。

ここまで読んでて気づかれた方もいるかもしれませんが、これ、ぶっちゃけ18禁ゲーです。「なんだよエロげーかよ」という声も聞こえるような気もしますが、はっきり言いましょう。「エロは過程であって目的ではありません!それを描いたからこそたどり着ける結末があるのです!」と。このあたりは、ネットのそこかしこで語ってるやつがいると思うので割愛です。表現の幅の広さが、この業界のいいところ。とにかく、すごく良いゲームだった。

ただ、今後僕がこのジャンルのゲームを買うことはないでしょう。これは自制です。他にもいい作品はたくさんありますが、見えないとこで影響とか受けたら怖いので・・・ええ、ほんとに。

最後に。ほとんどのEDに到達しましたが、選択肢の関係でたどり着けなかったものもあります。今後はCG回収もかねて、2週目のG線上の魔王をプレイしていこうと思います。いや、楽しみですわ