続・六畳間奮闘記

男には自分の世界がある。例えるなら空をかける、ひとすじの流れ星

2018-03-13から1日間の記事一覧

書評「アルスラーン戦記」

「アルスラーン戦記」、それは全16巻に及ぶ長編小説であり、パルスという架空の王国を記した、まぎれもない一つの歴史書でもある。敗北から始まった、アルスラーンという王太子の半生をつづる、壮大な物語である。 作中において、アルスラーンは、数え切れ…