続・六畳間奮闘記

男には自分の世界がある。例えるなら空をかける、ひとすじの流れ星

進化の代償

  
  地球の長い進化の歴史の中で、ヒトという種は2足歩行の実現とともに発達した脳を手に入れた。その力はとてつもなく強大で、生態系ピラミッドの頂点へと’ヒト’を押し上げ’人’足らしめるのに、さしたる時間は要さなかった。そして現在、ついに人はピラミッドを抜け出しその先の領域、即ち’神の領域’へと手を伸ばし始めている…無自覚のうちに。その気になれば生態系ピラミッドをひっくり返し、地球環境すら変えてしまえるこの危険な種族は、いったいどこへと向かっているのだろう。
 
 そんな人類が直面している、ある一つの問題がある。今や全世界の人を蝕み、痛みと恐怖をまき散らしている小さくも大きな悩みの種。そう、それこそが「進化の代償」。神のごとき力を手にした人という種に課せられた宿命ともいうべき、’病’!

                      
                          痔である

 
 人が四足歩行から二足歩行になった時から、痔との闘いは始まっていたといわれている。昔はなんともなかった肛門から肝臓へと至る血の流れが、二足歩行になることで滞りやすくなってしまったのだ。これが、痔が治りにくい原因となっている・・・
 
 しかし、恐れることはない人の子よ。ましてや、決して恥ずべきことでもないのだ。その椅子に座った時に感じる痛みは、いわば進化の証。これからはその痛みとともに、ヒトの歴史を尻に感じて。。。戦おう(`・ω・´)b